トップ
>
睜
>
み
ふりがな文庫
“
睜
(
み
)” の例文
その癖、その友達の中には、眼を
睜
(
み
)
はるやうな美しい恋をしてゐるものもないではなかつた。
路傍の小草
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
社会が目を
睜
(
み
)
はる。我儘だと言ふ。そしてその形式で縛らうとする社会は人間をして深い自己を出させまい、出させまいとしてゐる。深い衣でそれを包まうとしてゐる。その衣は所謂社交である。
脱却の工夫
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
睜
部首:⽬
13画