相馬大作そうまだいさく)” の例文
後に相馬大作そうまだいさくの騒ぎを起した南部と津軽は、その頃からなんとなく犬猿の心持で睨み合って来たのです。
抽斎の相続したと同じ年同じ月の二十九日に、相馬大作そうまだいさくが江戸小塚原こづかはらで刑せられた。わたくしはこの偶然の符合のために、ここに相馬大作の事を説こうとするのではない。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)