白瀾濁化はくらんだっか)” の例文
やや風が吹き出して、河の天地はさらし木綿の滝津瀬のように、白瀾濁化はくらんだっかし、ときどき硝子障子ガラスしょうじの一所へ向けて吹雪の塊りを投げつける。
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)