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痴愚
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ばか
ふりがな文庫
“
痴愚
(
ばか
)” の例文
旧字:
癡愚
それは、私が
痴愚
(
ばか
)
になったという第一の証拠だが、ハチロウのことをすっかり忘れていたのだ。私とナエーアが、この水面下の島で朽ちはててしまうのはよし。
「太平洋漏水孔」漂流記
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
これも、私がまったく
痴愚
(
ばか
)
になったためか、いや、決してそうではないだろう。
「太平洋漏水孔」漂流記
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
そのため、私たちはだんだん
痴愚
(
ばか
)
になってゆくようだ。
「太平洋漏水孔」漂流記
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
“痴愚”の意味
《名詞》
ばか。おろか。
精神遅滞のランクの一つ。かつて、重度のものを「白痴」、中度のものを「痴愚」、軽度のものを「魯鈍・軽愚」と呼称した。
(出典:Wiktionary)
痴
常用漢字
中学
部首:⽧
13画
愚
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
“痴愚”で始まる語句
痴愚凡情