疑雲猜霧ぎうんさいむ)” の例文
階子はしごに足音聞こゆ、疑ふべくもあらぬ篠田の其れなり、彼は今ま此の疑雲猜霧ぎうんさいむうちに一歩一歩静に足を進めつゝあるなり
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)