疇昔むかしのまゝ)” の例文
いほりを結ぶ古城の下、時に登る古城の上、古城疇昔むかしのまゝに非ず、今人自ら来往す——一九三二年、秋ちかきころ、私はそんな古詩を愛誦しながら
私の万年筆 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)