“畠作”の読み方と例文
読み方割合
はたさく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本の畠作はたさく農業の進歩、ことに稲いがいの穀物の栽培は、二百年このかた、ひじょうにさかんになってきている。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
なかなか小仏こぼとけ念打ねんうちなどはよい例だと思うが、今一つだけもう少し手近いのを挙げると、畠作はたさくに力を入れる東日本の農村などでは、もぐらもち(オゴロモチ)の害にはいつも弱りきっている。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)