“生物（ナマモノ）” の例文

此新嘗には、生物（ナマモノ）のみを奉るのではなく、料理した物をも奉る。其前には長い／＼物忌みが行はれる。単に、神秘な穀物を煮て差し上げる、といふのみの行事ではない。

大嘗祭の本義 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)

御意の儘に、何時でも調理して差し上げます、といつて、お目にかけておくのが、生贄（イケニヘ）である。ほんとうは食べられる物を差し上げるのが、当り前である。生物（ナマモノ）を差し上げるのは、本式ではない。

大嘗祭の本義 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)

“生物”の意味

《名詞1》
生物 （せいぶつ）

生命を有する存在。細胞から成り、恒常性、代謝、生殖などの生命現象を示すもの。生命体。命を宿したもの。いきもの。動物・真菌類・植物とその他の原始的生物の総称。

生物学の略語。

《学校教育》高等学校の教科である理科の一科目。
(出典:Wiktionary)

“生物”の解説

は、無生物と区別される属性、つまり「生命」を備えているものの総称。そしてその「生命」とは、生物の本質的属性として生命観によって抽象されるものであり、その定義はなかなか難しいものとなっている。とも。
(出典:Wikipedia)

生	常用漢字 小１ 部首:⽣ 5画
物	常用漢字 小３ 部首:⽜ 8画