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生国魂
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いくだま
ふりがな文庫
“
生国魂
(
いくだま
)” の例文
氏神の
生国魂
(
いくだま
)
神社の夏祭には、水干を着てお宮の大提燈を担いで練ると、日当九十銭になった、鎧を着ると、三十銭あがりだった。
わが町
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
生国魂
(
いくだま
)
神社の裏の空地でラッパを教え、彼の吹くラッパの音は十町響いて、銭湯で冬も水を十杯あびるのは、他吉のほかは町内で新太郎ただひとりであった。
わが町
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
そして自分は
生国魂
(
いくだま
)
神社の近くにあった家を畳んで、北畠のみすぼらしいアパートへ移り、洋裁学院の先生になったその日から、もう自分の若さも青春も忘れた顔であった。
旅への誘い
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
国
常用漢字
小2
部首:⼞
8画
魂
常用漢字
中学
部首:⿁
14画
“生国”で始まる語句
生国