甘辛あまから)” の例文
しかし、山の蕨が膳に上る季節でありながら、それを甘辛あまからに煮つけてしまつたでは、折角の新鮮な山の物の風味に乏しい。惜しいことだ。
伊香保土産 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
しかし、山のわらびが膳に上る季節でありながら、それを甘辛あまからに煮つけてしまつたでは、折角の新鮮な山の物の風味に乏しい。惜しいことだ。
桃の雫 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)