瑞泉院ずいせんいん)” の例文
せまい縁に、てすりがついている。欄の下には、高瀬川の水がせせらいでいた。三条の小橋から南は、瑞泉院ずいせんいんのひろい境内と、暗い寺町と、そして茅原かやはらだった。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)