かく)” の例文
両親が早く亡くなったので、五歳になる弟のかく、幼な名を双璧そうへきというのを養うことになったが、生れつき友愛の情に厚いので、自分の子供のようにして世話をした。
阿英 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
ある日かくは一人で郊外に遊びにいっていたところで、十五、六に見える一人の女郎むすめに遇った。
阿英 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)