“狩勝驛”の読み方と例文
読み方割合
かりかちえき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此邊は秋已に深く、萬樹霜をけみし、狐色になつた樹々の間に、イタヤ楓は火の如く、北海道の銀杏なる桂は黄の焔を上げて居る。旭川から五時間餘走つて、汽車は狩勝驛かりかちえきに來た。石狩十勝の境である。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)