物類品隲ぶつるいひんしつ)” の例文
物類品隲ぶつるいひんしつ」というむずかしい博物の本を著わす一方、「放屁論ほうひろん」などという飛んでもない戯文げぶんも書く。洒落本やら草紙やら、それでも足りずに浄瑠璃本まで手をつける。
平賀源内捕物帳:萩寺の女 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)