“煩悶家”の読み方と例文
読み方割合
はんもんか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宗教というものをそれほど必要とも思わないで、漫然と育った自然の野人なのです。話がとかくそちらへ向くのは、全く相手に兄さんというはげしい煩悶家はんもんかを控えているためだったのです。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)