無頼漢街ごろつきまち)” の例文
なにせい、あの酸棗門さんそうもん外の菜園ときては恐ろしく広い。のみならず、附近の兵営からは兵隊どもが荒らしに入るし、もっと厄介なのは、門外にある無頼漢街ごろつきまちじゃ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)