無雑むぞう)” の例文
その静かに方丈の室に閉じこもっていわゆる野心を満足さするのもこれ、病苦を慰むものもこれ、純一無雑むぞうの心持で一向専念に古俳句の研究、新俳句の主張にこれ日も足らなかった居士の眼から
子規居士と余 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)