炊事部すいじぶ)” の例文
一人あたり一日五十銭の食費の中から、こうした場合のおやつ代をひねり出すのは、炊事部すいじぶに任された権限なのであった。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
土曜日の晩には、炊事部すいじぶはみんなの弁当の献立こんだてをするのに忙しかった。次郎が道順の相談のために、各室に引っぱりこまれたことはいうまでもない。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)