火薬ハッパ)” の例文
旧字:火藥
時にはこの無気味な山のどこかで、火薬ハッパの音がする。イヤな音だ。少しでも山を壊すと思えば、決してよい気持ちはしない。しかしいかにも頼りなげな声だ。
ある偃松の独白 (新字新仮名) / 中村清太郎(著)