濁酒だみざけ)” の例文
市を出端ではずれると、人もまばらに、空地があって、その先は寺院らしい。醤油くさい煮売りや濁酒だみざけのにおいのうえに、夕月が仰がれた。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)