潦水にわたずみ)” の例文
たとへば、潦水にわたずみに影やどす、お月様踏んだればとて、こんな心地はせまいものと、歎く我が身の不運さは、これに限りて、あやかりものとも思はれる、妙な心地もそれは昨日までの事。
したゆく水 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)