“滌々”の読み方と例文
読み方割合
じょうじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見るまに四明ヶ岳も湖水も伊吹も乳色になって、ただ滌々じょうじょうと雨の音しか耳になかった。——と思ううちに眸をたれたように雷光いなびかりを感じると、どこか近くに雷が落ちたらしかった。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)