消魂敷けたたまし)” の例文
その時部屋の窓の外にあたって、この時の音は少し消魂敷けたたましい。バン……と鳴って響いた。すなわち妻が死んだのであった。
不吉の音と学士会院の鐘 (新字新仮名) / 岩村透(著)