浸蝕谷しんしょくこく)” の例文
雪の絶えないヌタクカムウシュペのすそを西に折れ、山峡の低みをかけおりた水は、急湍きゅうたんとなって川上の浸蝕谷しんしょくこくをよぎる。やがて盆地の水々を集めて西の壁である中央山脈につき当った。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)