流沙口りゅうさこう)” の例文
ここから約百五十里の瀘水の岸に、流沙口りゅうさこうという所がある。そこの渡口のみは流れもゆるく渡るによい。対岸に渡ると山中に通ずる一道がある。それこそ蛮軍が糧食を運んでいる唯一の糧道だ。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「平北将軍馬岱が、一軍の新手をひきいて、流沙口りゅうさこうを渡ってきました」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)