法住寺殿ほうじゅうじどの)” の例文
法住寺殿ほうじゅうじどの(院のお住居)へ、続いて、中宮は牛車に乗って跡を追い、それぞれ身分の高い宮々、公卿、殿上人もあちこちに避難することになった。
そのある時、文覚は後白河法皇の御所法住寺殿ほうじゅうじどのにやってきた。御奉加賜れと奏上したが、折しも管絃の催しの時だったので、誰もこれを法皇に伝えなかった。