“沓取人”の読み方と例文
読み方割合
くつとりにん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
供と供のあいだに、かど挨拶が交わされる。聟の君は、何もいわず、玄関へかかって上がる。沓取人くつとりにん下婢かひが、その草履をすぐ取って、これも婚家の奥へ大事そうに運んで行った。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)