汐巻しおまき)” の例文
わたし達の勤めている臨海試験所のちょうど真向いに見える汐巻しおまき灯台の灯が、なんの音沙汰おとさたもなく突然吹き消すように消えてしまったのは、空気のドンヨリとねばった
灯台鬼 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)