水之手みずのて)” の例文
「この山のうえに、水之手みずのてがある。城の者が命の綱としている蓄水池ちくすいちだ。そこへ出るまでは、いくら撃たれても、斬って出るな。おれが、よしというまで、勝手に斬って出てはならんぞ」
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)