気質テムペラメント)” の例文
旧字:氣質
然し、それが或る人格の裡に、如何なる量で摂取せられたかということに成ると、非常に個性的な、各自の気質テムペラメントの問題に成るのではございますまいか。
野上弥生子様へ (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
彼等の構成した国家の、地理的国境と、政治的体系と、彼等の始祖からの気質テムペラメントの傾向に種々の変遷を経つつ今日に至った一群の人間なのでございます。名は約束でございます。
C先生への手紙 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
人々の気質テムペラメントがちがって来ている。