正観世音しょうかんぜおん)” の例文
といいながら門の中へ這入って見ると、木連格子きつれごうしに成っている庵室で、村方の者が奉納したものか、たんで塗った提灯が幾つも掛けてあります。正面には正観世音しょうかんぜおんと書いた額が掛けてあります。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)