正真紛しやうじんまぎ)” の例文
のみならず明治時代にも不老不死の術に通じた、正真紛しやうじんまぎれのない仙人の住んでゐることを確信してゐた。僕は不幸にも先生のやうに仙人に敬意を感じてゐない。
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)