“歇私的里風”の読み方と例文
読み方割合
ヒステリふう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薄暗い行灯あんどんもとで、暴風雨あらしの音の間にこの言葉を聞いた自分は、実際物凄かった。彼女は平生から落ちついた女であった。歇私的里風ヒステリふうなところはほとんどなかった。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)