“櫓下芸妓”の読み方と例文
読み方割合
やぐらしたげいしゃ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芝居の裏通りや附近には、有名な役者たちが住み、音曲おんぎょくの方の人たちも、その一角のなかかその近間ちかまにいた。櫓下芸妓やぐらしたげいしゃもあるといったふうで、四囲の雰囲気は、すべてが歌舞伎国領土であった。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)