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檢校
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けんげう
ふりがな文庫
“
檢校
(
けんげう
)” の例文
新字:
検校
「誰も詳しいことは存じませんが、本人の言ふことでは何んでも以前は何とか
檢校
(
けんげう
)
に圍はれて居たさうで——綺麗な人でございます。一年ばかり前から、此家に引取られて居りますが、へエ」
銭形平次捕物控:165 桐の極印
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「若し
檢校
(
けんげう
)
などになる望がなかつたら、——あの千兩近い金がなかつたら、多の市さんも堅氣の職人に娘をくれる氣になつたでせう。私はお濱さんからその話を聞いて、本當に——いゝ氣味だと」
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
お生憎樣、何にも知りませんよ——でもね、親分さん。あの佐の市といふのは、お隣りの
蛸市
(
たこいち
)
の
朋輩
(
ほうばい
)
のくせに、打つて變つた道樂者で、蛸市にはうんと借金があるやうだし、それに蛸市が
檢校
(
けんげう
)
になるのを
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
盲目の望みは
檢校
(
けんげう
)
でございます。
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
檢
部首:⽊
17画
校
常用漢字
小1
部首:⽊
10画
“檢校”で始まる語句
檢校總録