“椒房(ハレム)” の例文
どう踏み倒しても命婦(めいぶ)だね。土耳古(トルコ)皇帝の椒房(ハレム)にいる最も優秀なる命婦だよ。皇妃と云ってもいいかも知れない。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
宴会が終えて命婦達が各自の椒房(ハレム)へ帰った時、私は皇后の許しを受けて命婦達を慰問に行きました。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
例の十七の可哀そうな命婦の華麗な椒房(ハレム)へ行って見ると、可憐の乙女は寝台の上でシクシク泣いておりました。私は侍女を遠ざけてから乙女に慰めの言葉をかけてその身の上を尋ねました。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)