棹縁さおぶち)” の例文
例えば不均等に二分して、大なる部分を棹縁さおぶち天井となし、小なる部分を網代あじろ天井とする。或いは更に二元性を強調して、一部分にはひら天井を用い、他の部分には懸込かけこみ天井を用いる。
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)