桜場清六さくらばせいろく)” の例文
どちらがわの親類にも異存がなく、七日ほど前に結納ゆいのうをとりかわしたのですが、ところで、大国魂神社の神主かんぬし猿渡平間さわたりひらまの甥で、桜場清六さくらばせいろくという勤番くずれ。
顎十郎捕物帳:23 猫眼の男 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)