柊屋ひゝらぎや)” の例文
麩屋ふや町の柊屋ひゝらぎやとか云ふ家へ着いて、子規と共に京都の夜を見物に出たとき、始めて余の目にうつつたのは、此の赤いぜんざいの大提燈である。
京に着ける夕 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)