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柄付眼鏡
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ロルネット
ふりがな文庫
“
柄付眼鏡
(
ロルネット
)” の例文
俗っぽい
柄付眼鏡
(
ロルネット
)
かなんかを両手にもてあそんでさっぱり見映えのしないこの女、それが今や彼の全生活を満たし、彼の悲しみであり、
悦
(
よろこ
)
びであり、彼の現在願い求める唯一つの幸福なのだ。
犬を連れた奥さん
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
アンナ・セルゲーヴナは
柄付眼鏡
(
ロルネット
)
を当てがって、知り人を捜しでもするような様子で船や船客を眺めていたが、やがてグーロフに向かって物を言いかけたとき、その眼はきらきらと光っていた。
犬を連れた奥さん
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
彼女は彼の顔を見るとさっとばかり
蒼
(
あお
)
ざめたが、やがてもう一ぺん、わが眼が信じられないといった風に、恐る恐る彼の方をふり仰ぎ、両手のうちにぎゅっと扇を
柄付眼鏡
(
ロルネット
)
もろとも握りしめた。
犬を連れた奥さん
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
柄
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
鏡
常用漢字
小4
部首:⾦
19画
“柄付”で始まる語句
柄付鍋