松之丞まつのじょう)” の例文
九七 飯豊いいでの菊池松之丞まつのじょうという人傷寒しょうかんを病み、たびたび息を引きつめし時、自分は田圃に出でて菩提寺ぼだいじなるキセイ院へ急ぎ行かんとす。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)