“東儀与力”の読み方と例文
読み方割合
とうぎよりき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
島役所の納屋蔵なやぐらは、さしずめ、彼の仮吟味所となった。郁次郎は毎日毎夜、東儀与力とうぎよりき羅門塔十郎らもんとうじゅうろうのふたりが交代になっての調べに、拷問ごうもんされ続けていたのである。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)