“曲淵方”の読み方と例文
読み方割合
まがりぶちかた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
婢は悲鳴をあげて隣家の曲淵方まがりぶちかたへ駈け込むなり、ばったり倒れて気絶してしまった。人びとは驚いて、水や薬などを飲ませて蘇生させ、その訳を聞いて一層胆を潰した。
簪につけた短冊 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)