曲りカーブ)” の例文
そのひっそりとした夜の静けさを破って、溜池ためいけか虎の門方面にまた戦勝の号外屋でも走っているのであろうか、曲りカーブきしっている電車の響きの間々から遠く躍るような鈴の音が聞えていた。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)