トップ
>
暱
>
した
ふりがな文庫
“
暱
(
した
)” の例文
唯濹東の裏町、蚊のわめく
溝際
(
どぶぎわ
)
の家で
狎
(
な
)
れ
暱
(
した
)
しんだばかり。一たび別れてしまえば生涯相逢うべき機会も手段もない間柄である。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
青春のころ
狎
(
な
)
れ
暱
(
した
)
しんだ女達の姿やその
住居
(
すまい
)
のさまをありありと目の前に思浮べる。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
暱
部首:⽇
14画