断事観だんじかん)” の例文
といって天幕が移動するのを待っているというわけにもいかない。心をきめかね、そこへ坐って断事観だんじかんをやった。無我の観中かんちゅう、観念の傾きでとるべき方法をきめるのである。
新西遊記 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)