“斜月門”の読み方と例文
読み方割合
しゃげつもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雒山らくざんの背をこえ、西方の麓をのぞんで降りてゆくと、真下に雒城の西曲輪にしくるわが見え、蛾眉門がびもん斜月門しゃげつもん、鉄鬼門、蕀冠門らかんもんなどが、さらに次の山をうしろにして鋭い屋根やねの線を宙天にならべていた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)