源順みなもとのしたごう、庚申待夜たいや、伊勢斎宮に侍りて、和歌を奉る、小序に曰く、掛麻久毛畏幾大神かけまくもかしこきおおかみ怜礼登毛あわれとも愛美幸賜天牟めぐみさきわいたまいてん〉とある由。