打手違うつてちがい)” の例文
しかし無理にいるのもいやですから、私はとうとう一人で碁石を取り上げて、黒と白を打手違うつてちがいに、盤の上に並べ始めました。兄さんは少しの間それを見ていました。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)