才取面さいとりづら)” の例文
才取面さいとりづらしてとぼけているが、もとは安房の海賊の流れで、陸にいるときは諸国の動静をさぐりまわる諜者の役をし、海外へ出れば、防備の薄い海村に焼討ちをかけ
うすゆき抄 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)